五輪開会式、英米メディアが批判 人権問題で「争いの中の大会」

【ロンドン、ニューヨーク共同】中国の人権問題から欧米など各国が政府代表を派遣しない「外交ボイコット」に踏み切る中で迎えた4日の北京冬季五輪開会式に、英国や米国のメディアは批判的な視線を向けた。英紙ガーディアン電子版は大会スローガンの「共に未来へ」とは対照的に、今回の五輪は「争いの中の大会だ」と伝えた。 聖火の点火者に人権状況が懸念される新疆ウイグル自治区出身の選手が起用されたことに米国や英国のメディアは注目。米紙ニューヨーク・タイムズは「挑発的な選択だ」と指摘した。NBCテレビで中国専門家は「開会式出席を見送ったバイデン米大統領への返答」と述べた。

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